逆年の差夫婦編・第2回目は
『フォトウエディングと両家顔合わせを推奨する理由』です。
※逆年の差夫婦編は特に私達の体験をベースに話を進めていきます
私たちは入籍が一番始めにした事だったので、色々と順序が逆になっています
入籍→フォトウエディング→両家初顔合わせだったよね
そうだね、両親同士も年の差になるからドキドキしたなぁ
コロナ過と年齢を考慮した思い出作り
私たちが入籍したのは2020年の初冬。彼からのプロポーズを受けて2週間もありませんでした。両家顔合わせも済んでいなかったので、急遽行う事とになったのですが…
↓プロポーズから入籍に関してはコチラの記事をご覧ください
私たちの拠点は東京。夫の実家は北日本、私の実家は西日本と、皆バラバラの所に済んでいます。図らずしも東京を中心に等間隔の距離だったので、東京で諸々を行おうかとも思ったのですが、義両親が私の実家にご挨拶に来てくださることになりました。
それと同時に、フォトウエディングを行う事に決めました。(大前提として、お互い結婚式は挙げたいという意思はありました)
超年上妻の個人的意見としては、4番の理由は切実でした
洋装のフォトウエディング
顔合わせと日程を合わせる為、フォトウエディングも私の地元で行う事になりました。そこからは怒涛の日々で…。実は私たちは良い夫婦の日に入籍したのですが…
- 22日(日)入籍→
- 23日(月)免許証等各種名義変更手続き→
- 24日(火)荷造り&長期滞在に向けての掃除→
- 25日(水)ななつきの実家へ新幹線で4時間かけて移動→
- 26日(木)洋装のみのフォトウエディング→
- 27日(金)両家顔合わせ
このように、1週間ない間にウエディング関係がてんこ盛りでした
フォトウェディングは、訪れたその日にドレスを選んで撮るという強硬手段。まる1日を費やしましたが、こういう機会でもないとドレスを着る事はないので、思う存分満喫しました。
ドレス選びでは私と夫の好みが分かれ、両方で撮る事にしたりしました。これは、着脱やヘアメイクが和装に比べて比較的楽な、洋装フォトだから可能だったことです。本来なら着ないようなものも、家族と店員さん以外の人目がないので、振り切って着用する事ができました。
このことから…
和装のフォトウエディング
実は私たちは、年が明けてから和装のフォトウエディングも撮っています。結婚式が出来ない事や、記念という両親の希望もあったからなのですが…
後から撮っておけば良かったと思うのも嫌だし、撮るなら少しでも若いうちに!と思って…
俺は、祖父母が和装を見たがっていたのも理由の一つです
ただ、和装は洋装と違って着付けにもヘアメイクにも時間がかかります。なので、必然的に一度着物を選ぶ為に来店する必要がありました。
着脱にも時間がかかるし、そのうちどれも同じに見えてくるし、選ぶの大変だった…
しかも打掛って滅茶苦茶重いんだよね、何重にも着込むし…本番も凄く疲れたよ
洋装も同じお店で撮った為、ご厚意で破格の安さで利用する事が出来ました。着た枚数はドレスと同じだったのですが、早朝から準備して撮影まで終わらせるとすっかり夜に…。
このことから…
初めての両家顔合わせ
この時既に、私と夫の付き合いは4年目に突入していましたが、お互いの家族の面識はまだありませんでした。付き合って1年目に夫が私の実家に挨拶に来て、2年目に私が夫の実家に伺いました。どちらも遠方なので、泊まりは必須です。ただ、その時お互いの両親がお互いの実家に贈り物をしてくれていました。
夫の夏休みの帰省と私のお盆休みの帰省を合わせて計画していたので、どちらも実家からの出発&お出迎えでした
だからこそ、お互い手土産は用意しているんだけど、親も親同士で失礼がないように気にしてた感じだよね
夫はその後も何度か私の実家を訪れた事もあり、その度に色々頂戴したり、こちらからもお土産を持ち帰って貰ったりしました。直接の面識はないが、間接的な交流は続いてる、そんな中顔合わせは行われました。
60代後半の父と40代後半の義父
初対面の場所は私の実家。主にお互いの父親と私達夫婦が話をしていました。お相手に不安を抱かせないように、父はこちら側の仕事内容や親族の事、色んな情報をさりげなく会話に盛り込んでいました。
父はスピーチやこういう場に慣れており口達者なのですが、義父はあまり口数が多いタイプではありません
本来結婚する二人の両親は年が近い事が多いですが、話している相手がかなりの年上。話題を振るにしても難しいし、義父も色々気を遣ってくださっていたように思います。
そういえば、父と義父が俺たちと同じ17歳差だ。そりゃ色々対応困るよね
つまり…
60代前半の母と50代前半の義母
その後、場所を移し会食。母は複数の中では聞き役に回るタイプで、義母はどちらかというと話の中心にいるタイプ。始めこそ義母は義父に”話す事”を任していましたが、お酒が入ったことで少しずつ役割が逆転していきました。
実は母は、義母との外見を含めた年齢差や、話が合うかをかなり気にしていました。母と義母は13歳差…
義母さん若いから並ぶのが恥ずかしい。嫌がられないかな?義母さんの服装が、かっちり系かカジュアル系か判ったらラインして…!
私と夫が義両親をホテルに迎えに行く前の会話です。ですが、時間が経つにつれて、この年の差が良いように働いたみたいです。
お陰で会話は弾み、母も義母も何かの電話をする事があれば1時間くらいお喋りする仲になっています
語られる両親たちの想い
会食の席では色んな話をしました。お付き合いしていた頃の話、そしてこれからの話…。結婚=子供を育てる、という感覚が世間では一般的かもしれません。でも、私たちは女性年上の年の差婚。39歳の私には妊娠は厳しいでしょうし、何より夫が子供嫌い。最初から子供をもたない夫婦になる事を告げていました。
そこに関して両親たちは、私達の意志を尊重しつつも…
というもので、孫に関する圧は私の両親(7割父)の方が強かったです。これはその人たちが生きた時代背景もあるでしょう。「子は鎹」と事ある毎に言っていた父。父の世代の男性の感覚として、『男は若い女性が好き』というのがあったので、いつか私が捨てられる可能性を捨てきれていないようでした。
まぁ実際私が20代半ばの頃から結婚や孫をせっついてた人なので、9割は孫の顔が見たかったのでしょう
義父母が予想していた未来
前項でも少しお話ししましたが、夫は子供嫌いでした。そして、私と付き合う前までは「俺は結婚しないから」と家族に告げていたそうです。ここまでなら若さゆえの発言と思われるでしょう。実際私もそうでした。でも、彼は少し違って、ご家族が手を焼くほど扱いづらく、言い出したら聞かない人間でした(義母談)
付き合う前、私がご両親に許可を頂けない限り付き合えないと彼に言った事があります。
↓詳しくはこちらの記事をご覧ください
そして、夫が義母をドライブに連れ出し、上記の事を告げた時の返答が…
面白いね。女の子に告られても付き合わないから、男の人が好きなんだと思ってた
義両親は夫を『この子は本当に独りで生きていくだろう』と思っていたそうです。なので、その夫を変えた、結婚までできたという事をとても喜んでくださいました。
夫は確かに難しい所も多いですが、このような義両親がいるパターンはあまりないので、私は恵まれていたと思います
父の目に涙
TOPの漫画にも描きましたが、義両親は年上の女性じゃないと夫と付き合うのは難しいだろうと考えていました。
自分が難しい性格なのは自覚してます。妻と付き合ってから友人や先輩に「優しくなった」「人間になった」と言われたし
その分、諸々私に一極集中してるけどね!?
それが、私と付き合う事で他者に優しくなり、ゆとりが持てるようになったようで…。
その話を義母から聞いた父は、感情が抑えられなくなったようで言葉に詰まりました。そして、目頭を押さえたのです。ここまで感情を顔に出した父を見たのは、夫と付き合ってから初めての事でした。やはり父は、心のどこかで私が義家族に受け入れられているか不安だったのでしょう。
でも、顔合わせをすることで…
まとめ
今回の記事の内容をまとめると以下の通りです。
- ウェディング写真は一生の思い出になるし、女性が少しでも若い内に撮っておいた方が良い
- 年の差夫婦の両親も年の差になる為、コミュニケーションが円滑に進むよう夫婦がフォローする
- 親同士も年の差がある為、価値観が違ってもそういう物として受け入れやすい
- 女性年上の年の差婚は、女性の両親がお相手家族に負い目や罪悪感を感じる場合がある
- 顔合わせを行う事により、互いの家族の考えや人となりが分かる為、多くの不安は払拭される
如何でしたでしょうか?
勿論、ここに至るまでに義家族と良い関係を築いておく事も重要ですが、そのコツについてはまた改めて記事にします。
私たちの経験が少しでもお役に立てたなら嬉しいです!
実はこのページで使われているウェディングの写真は、実際の私達の写真だったりします