逆年の差カップル編・第3回目は
『ジェネレーションギャップと年の差恋愛』です。
※逆年の差カップル編は特に私達の体験をベースに話を進めていきます
歳の差恋愛で切っても切れないこと、それはジェネレーションギャップの問題です。
そんなに年が離れていて話が合うのかとよく訊かれたね
カラオケだけは合わないって最初は答えてたね
途中からお互い輸入し始めるからそこまで気にならなくなったからね
ネットが繋いだ世代格差
17歳も年の差があると、ジェネレーションギャップはある程度あります。
ある程度と言ったのは、私達の場合は同じ趣味で出会っているし、ネットが普及してからはそこまで各世代に差を感じないからです。
音楽・映画・漫画・アニメetc…ネットがあればいつの時代の作品にも触れられます。そして、それらの作品を通じてある程度の知識が手に入るので…
ダイヤルアップ回線の私とZ世代の彼
彼は所謂Z世代。生まれた時からネットが身近にありました。知りたい情報&見たいものが直ぐに手に入る環境で育ち、『情報の携帯』が当たり前の世代でした。
逆に私は15歳の時に初めてPC(Windows95)に触れ、ネットの世界に嵌っていった人間です。最初は電話回線からネットに接続していましたし、その頃のネット上にはまだ情報が多くはありませんでした。
画像がなかなか表示されないし、ページが重いからいちいち印刷してたなぁ
だから、不便さに対する耐性は私(年上側)の方があります。
スピードを重視する若者たち
逆に、彼の世代は手間を嫌い直ぐにレスポンスがないことに苛立ちを覚えるようでした。流れている時間の早さは、年上側の方が早く短いですが…
情報に対して興味を保てる時間は、年下側の方が短いようです
だから、ネットをしていても接続が遅いと連打してるし(余計遅くなる)、動画も1.5倍速で見ます。そして、情報や話も結末を直ぐに知りたがります(でもネタバレは嫌う)。
いつも頭の中で忙しなく色々考えているようで、休まる時がないのでは…と心配になります
お互いの得意がお互いの不得意を補う
私が個人のPC(Windows98)を手に入れたのは18歳の時です。当時は色んな事を独学で学んでいて、PCが組み立てられる程PCに詳しかったです。
逆に彼は生まれた時からPCが当たり前のようにありましたが、それ以上に便利なスマホが子供の頃から身近にあった為、PCに関しての知識はそこまで深くはありませんでした。
でも最近は、次々登場する新しいものについていけなくなってきました…
昔の”できない”が現在の”できる”を邪魔する
年齢が上がると、新しい物が登場した時、古い知識が邪魔して新しい常識が頭に入ってこなくなるのです。
それと同じ現象が私に起きていて…
新しい物が登場した時、何故出来るのかがひっかかって新しい事が覚えられなくなっているのです。
年を取るってこういうことなの~!?
なので、私はスマホの扱いは得意ではないし、フリック入力もできません。
お互いから学べる事が多い
前述したレガシーがない彼は、柔軟にIT関連に対応していきます。その他にも、新しい出来事に対して先入観がないので、柔軟に受け止めて対応していきます。
ただ、何かを教えるという事は面倒くさいのか若干イライラしてますね
だって面倒くさいし。なんでこれが分からないのかって思うじゃん、当たり前の事なのに
こっちは当たり前じゃないんだってば。逆に私が教える時は0知識前提として優しく教えるのに…
テヘペロ☆彡感謝してます!
スマホやモバイル系に関しては彼に頼りっぱなしですが、逆にPCの事となると私は強くなるので、そこは補えてお互い助かっている部分だと思います。
趣味に年齢は関係ない
世の中には様々な趣味が溢れていますが、そこに年齢差はあまり関係ないように思います。かくいう私たちも、共通の趣味であるゲーム(FF14)で出会いました。
↓私たちの馴れ初め(FF14)・編1話
17歳差の私達が一緒にプレイしていたように、中にはもっと若い方から年配の方もいらっしゃいました。年齢も性別も国籍も違う人たちが趣味を通じで同じ時を楽しむ…とても素敵な事だと思います。
その他にも釣り、演奏、モノ作り、料理、ダンス等、年齢性別問わず楽しめる趣味は沢山あります。
確かに体を使った趣味に関しては、体力面や俊敏さにおいて若い世代に叶わない事もあるでしょう。
でも、
共通の趣味を持って一緒に楽しむ時間が増える程、世代格差も感じにくくなるのです。
慣れてくると趣味が原因で喧嘩することもあるけど、お互いの価値観に触れられる瞬間でもあるのでオススメです
一番ギャップを感じる瞬間はカラオケ
冒頭でも述べたように、年の差恋愛で一番ギャップを感じる瞬間はカラオケに行った時です。彼が同級生から「そんなに年が離れていて話が合うのか」と訊かれた時…
カラオケだけは合わない、彼女『浜崎あゆみ』とか歌うもん
ああ~…(納得)
という事があったらしいです。(「ああ~」って何!?)
流行りの曲はTVや街中で流れていて耳にすることも多いですが、過ぎ去った時代の曲は受動的に耳にするチャンスがあまりありません。
その為、生きている時間の長さが違う年の差カップルでは、年下側が年上世代の曲を知らないという事が起こってきます。
なので、
彼が同級生達とカラオケに行った時に…
最新メドレーから遡っていった時、2005年から皆わからなくなってた
2005年辺りって週に3、4回カラオケオールしてた元気いっぱいの私の全盛期だわ…!
という事がありました。改めて年齢差を深く感じた瞬間でもあります(笑)
一緒に過ごすうちにギャップは薄くなる
前述したらカラオケギャップマスト話ですが、それも実は問題ではありません。
違う世代でカラオケに行くことで、知らない曲を耳にする機会が生まれます。お互いが聞く音楽&歌う音楽は記憶に残り、その中でお気に入りの曲も出てくるでしょう。そして、お互いが自分の中に輸入し始めるので…
いつの間にかギャップが調和されて良い塩梅になっているのです。
このように…
音楽は一番ギャップを感じやすい所でもあるけど、一番埋めやすい所でもあると思います
まとめ
これまでの事をまとめると、歳の差恋愛におけるジェネレーションギャップに関しては…
- ネットが普及してからはジェネレーションギャップはあまり感じない
- ギャップを埋めるには、お互いがお互いを知ろうとするかどうか
- 待つ耐性ががあるのは年上側で、年下側は興味を保てる時間が短め
- 時代による得手不得手がある為、逆にお互いの得手不得手を補える
- 共通の趣味を持って一緒に楽しむ時間が増える程、世代格差も感じにくくなる
- 音楽は一番ギャップを感じやすい所でもあるけど、一番埋めやすい所でもある
という事が挙げられます。
まとめからの考察
今までは各世代で切り離されたイメージでしたが、ネットの普及により自由にその世代(人・物・情報)を行き来する事ができる為、世代格差は簡単に埋められるようになりました。
恋愛模様も多様化した為、周囲の理解も一昔前よりは得やすくなったのではないでしょうか。
世代格差を恐れず、二人だけの時間を楽しんでくださいね!